NGL Pitch Up:長寿分野の次なる挑戦
選ばれたスタートアップが、次世代の健康と長寿に向けたビジョンを発表します。
中之島クロスで、2日間にわたり2つのステージを開催します。フロンティア・ステージでは、 基調講演、NGLボードルーム、臨床セッションを終日実施。ビルド・ステージは毎日午後に並行して開催し、 この分野での実践や事業づくりに必要な科学、概念、具体的な第一歩を学べます。
本プログラムは暫定版であり、変更される場合があります。セッションの時刻、形式、登壇者は、開催日が近づいてから確定します。
2日間にわたり、基調講演、NGLボードルーム、臨床セッションを開催します。10月14日(水)の夕方にはプレカンファレンスを行います。
選ばれたスタートアップが、次世代の健康と長寿に向けたビジョンを発表します。
登壇者、参加者、パートナーが気軽に交流するオープニングイベントです。
会場は後日発表します。
抹茶とマインドフルネスを通じて、参加者同士がつながる朝のひとときです。
定刻に開始します。
同じ診療の場に至る、4つの道
4人の医師が長寿医療にたどり着いた経緯、理念、診療モデルを紹介し、それぞれのアプローチの共通点と違いを明らかにします。
確立した生理学的知見と根強い誤解を整理し、科学、臨床、政策が健康寿命をめぐるホルモンの議論をどう変えつつあるかを探ります。
死亡原因の大部分を占める3つの疾患を測定し、その結果に基づいて治療する
1人の患者。4つのシステム。無数の相互作用。
長寿医療を牽引する臨床医と科学者が、脳、心臓、腸、ホルモンの相互関係から、同じ複雑な症例を評価します。各登壇者はリスクの優先順位をつけ、何に最初に取り組むべきかを判断し、治療戦略の根拠を示します。
老化の生物学から現在わかっていること、特に重要なメカニズム、そして介入によって老化の経過を変えられる可能性について、ライブ形式で対話します。
再生医療と細胞医療において、科学的に信頼でき、臨床で活用でき、責任ある実用化に進めるものは何かを議論します。
日本と世界の各市場が、再生医療における科学的根拠、患者のアクセス、規制の柔軟性、臨床上の責任のバランスをどのように取っているかを議論します。
神経系、免疫系、内分泌系の相互作用が、炎症、回復力、老化の経過にどのような影響を与え得るかを探ります。
伝統医療、瞑想などの内省的実践、意識、サイケデリクスを取り上げ、現代科学の視点から検証しても意味を持つものは何かを議論します。
1日目の締めくくりとして、次の展開を考えます。世界各地で長寿ケアを提供するHims & Hersが、この領域で世界初のグローバル企業となるためにどのような位置にあるのか、そしてそれが分野全体に何を意味するのかを探ります。
老化研究の知見を実践に生かせるようになるにつれ、課題は健康寿命に影響を与えられるかどうかにとどまらなくなります。発見を集団、医療システム、社会全体に広げたとき、何が起こるのかを考えます。
高額なサービスを取り除いた後に、何が残るのか?
2050年までに60歳以上の人口は20億人を超え、その多くが低・中所得国で暮らすと予測されています。参加者は、資源の限られた医療システムで実現可能な最小限の長寿医療の仕組みを設計します。何を残し、何を省き、何を測り、限られた資源をどこに優先配分すべきかを考えます。
AI、長寿医療、そして未来の医師
複雑さを増す生体データの解釈から、医師と患者の対話そのものまで、AIが医療をどう変え得るかを参加型の形式で探ります。
AIは臨床推論や診断をどこで有意義に支援できるのか。そして、何を医師の判断に委ねるべきなのかを考えます。
Mayo Clinicの事例を通じて、テクノロジーが診療の重心を記録作業から、より深い理解、信頼、対話へと移せるかを探ります。
AIが医師の参照する単なるツールを超え、診療の場に能動的に関わる存在になると、何が変わるのかを探ります。
最後に参加者が一堂に会し、変化するAIの役割、医師の判断、未来の診療のあり方について議論します。
老化バイオマーカーは、予防の指針として使えるほど信頼性、反応性、臨床的有用性を備えているのでしょうか。現在測定できること、介入に対する反応、残された限界を検討します。
生命保険は従来、疾病や死亡のリスクに価格をつけてきました。生物学的年齢の検査によって、保険会社は予防の積極的なパートナーになれるのでしょうか。エピジェネティック検査の活用、そこから生まれ得るインセンティブ、実際の導入の姿を探ります。
日本は老化バイオマーカー、予防医療、保険のインセンティブを組み合わせ、広く展開できる長寿医療モデルをつくれるでしょうか。実装できること、費用負担のあり方、必要な基盤と連携を議論します。
遠隔医療プラットフォーム、消費者向けヘルスケアブランド、検査会社が、長寿医療における患者の最初の窓口を目指しています。患者との関係全体をめぐって競争するのか、連携して価値を分かち合うのか。長寿医療が普及する中で、持続的な価値が最終的にどこに生まれるのかを考えます。
夜は自由に大阪をお楽しみください。レストラン、文化体験、街歩きのおすすめは、カンファレンスのウェブサイトでご案内する予定です。
フロンティア・ステージと並行して開催する午後のステージへ。
ビルド・ステージの日程この分野を初めて学び、基礎を固めたい方に向けた午後のトラックです。フロンティア・ステージと並行して、日本で成長する長寿医療市場を理解し、事業や実践に取り組むために必要な科学、概念、最初の一歩を扱います。
毎日午後、フロンティア・ステージの講演と並行して開催します。1セッションだけでも、全プログラムでも参加できます。予備知識は不要です。
各セッションは単独でも学べる構成です。関心に合わせて、ビルド・ステージとフロンティア・ステージを行き来できます。
基礎科学は、老化研究を人に応用するためのモデルを築きます。技術は、それを一人ひとりに精密に生かせる形にします。アクセスの拡大は、世界への普及を可能にします。
Maier医師が、老化科学とは何か、老化の特徴、暦年齢と生物学的年齢の違い、従来の疾病治療と長寿医療の違いを解説します。老化バイオマーカーの測定と個別化予防への活用を取り上げ、研究から臨床実践への橋渡しをたどります。
Suzuki氏が、現在ヒトのオートファジーをどのように測定しているか、食事・サプリメント・薬剤による介入のうち何が最も進展し、臨床で活用できる段階にあるかを解説します。大学の研究室から実際の製品開発へ進むために必要だったことも紹介します。
長寿バイオテクノロジー市場を長年分析してきたFransén医師が、どの薬剤が臨床的な成果をもたらす可能性が高いかを、臨床医・研究者の視点で論じます。
Molina博士の研究は、賞金総額1億100万ドルのXPRIZE Healthspanで、筋力、認知、免疫機能の若返りを測定する標準プロトコル、マルチオミクス解析、機能検査の基盤となっています。2人は「次の大型長寿薬は何か」から「効果をどう確かめるか」へと議論を進めます。
Grady博士が、一人ひとりの腸内細菌叢を読み解き、消化器、代謝、自己免疫、神経、長寿に関する最新の科学と結びつける方法を解説します。腸を行動につながる診断の基盤として捉え、AIによってその知見を個別化予防に精密に生かす可能性を示します。
Elise Lilliehöök氏が、社会的な関係が長寿を予測する最も強力で根源的な要因の一つであるというエビデンスを紹介します。孤独や社会的孤立を、測定し対処できる長寿のリスク要因として捉え、人とのつながりを置き換えるのではなく、深めるための技術設計を示します。
オンライン診療は、予防医療をどのように利用しやすくできるでしょうか。初回の接点から継続的なケアまでの患者体験をたどり、アクセス、医療への信頼、臨床的な有効性、規模が拡大しても一貫した体験を届けるための実務上の課題を検討します。
Tim Doyle氏が、保険制度や診療ガイドラインが大きな役割を担う日本で、GLP-1のオンライン診療へのアクセスを広げるために必要なことを解説します。日本で生まれつつある「GLP-1の転換点」と、環境の変化や新たな機会に際して事業者や臨床医が注視すべき点を論じます。
Popa氏が、長寿クリニックへの投資と開業に必要なことを運営者の視点で解説します。設備費用、事業の採算性、構想から最初の患者を迎えるまでの具体的な手順と実務を取り上げます。
Kennedy博士が、生物学的年齢時計の開発と種類を解説し、臨床に導入できる領域と、なおエビデンスが必要な領域を率直に語り、1日目を締めくくります。
続いてJulie Baron氏がLinAge2を紹介し、実際の現場での活用と、生物学的年齢スコアを具体的な個別アクションプランに変える方法を示します。
NGLが日本を選んだ理由を探ります。世界的な長寿医療の必要性に対し、世界で最も進んだ高齢化、発達した機能性食品・再生医療の枠組み、明確な二つの規制経路を持つ日本は、アジア太平洋の長寿医療市場の中核となる条件を備えています。世界に先駆けて、市場の可能性が最もはっきりと表れつつある場所ともいえます。
有望なサプリメントのアイデアと、長く続く事業を分けるものは何でしょうか。Krishnan博士が製品開発、科学的な差別化、医療従事者への教育、流通を取り上げ、競争の激しい市場でエビデンスをわかりやすく伝え、信頼を築く方法を探ります。
Husain医師が、心血管系に特有の老化のパターンと全身への波及効果を解説し、病気が現れる前に心臓の健康を守るために実践している統合的な循環器診療の戦略を紹介します。
精神神経免疫学を専門とするLesslar医師が、神経系、免疫系、内分泌系の具体的な相互作用、脳と免疫の老化をつなぐ経路、介入戦略への示唆を解説します。
続いてMolina博士が、脳や免疫を標的とする介入が効いたかどうかを、どう測るのかという検証の課題を取り上げます。世界規模のXPRIZE Healthspan Competitionで用いられる標準化手法、マルチオミクス測定、機能検査の評価基準を紹介します。
OneDevice創業者で、元Taopatch米国責任者のDmitri Leonov氏が、神経系の調整を目的とするウェアラブル「周波数技術」のライブデモを行います。
テストステロンとエストロゲンの低下が、心血管疾患、骨粗しょう症、代謝疾患、認知機能低下の独立した測定可能な要因であるというエビデンスを紹介します。早期の治療を、生活の質の改善だけでなく予防として捉える理由を論じます。
Shah氏は男性の健康と規制・アクセスの視点を、Ofra Castro Wersäll医師は女性の健康寿命におけるエストロゲンの視点を提供します。長寿戦略におけるHRTの位置づけ、規制の遅れ、現在の利用環境、この分野で事業を築く人にとっての機会を議論します。
Bhargava医師が、現在の長寿医療でAIが価値を生む領域、なお残る本質的な障壁、そしてデータを増やすだけでは解決できなかった理由を解説します。
幹細胞、エクソソーム、ペプチドを用いた再生医療で1万人以上を治療してきたMidori Meshitsuka医師が、実際のクリニックにおける最前線を紹介し、過度な期待と現実の臨床応用を区別します。
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